地域の国際化

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[845] 学校の理解・・・①

投稿者: 北川 投稿日:2021年 3月30日(火)05時04分35秒 p3230010-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

今日(3月29日)は、N小学校の離任式でした。
教師の移動は毎年のことですが、今年の離任式には特別な思いがありました。
N小学校は日本語指導の指定校ではありませんが、中国・フィリピン・韓国・ロシア・ネパール・パキスタンと異文化をルーツに持つ子どもたちを受け入れて来ました

日本語教育推進法が制定されましたが、コロナ禍が落ち着くまで外国人受け入れの具体案はまだまだ・・
文化庁「日本語教師の資格に関する調査研究協力者会議」が終了しました
人財育成をどうするのか・・見ていきたいと思います。

秋田の場合、異文化をルーツに持つ子どもの支援は居住地の教育委員会と学校長の裁量・・・
要するに丸投げ・・・どこの自治体も右往左往しているのが現実です・・



20年以上前、中国人女性が9歳の男子を連れ藤里町の男性に嫁いできました。
初めて異文化の子どもを受け入れることになった教育委員会は対応に苦慮し県に相談したところ、子どもの指導なら「のしろ日本語学習会」に相談すると良いと紹介された・・とのことでした。。

当時は子どもの日本語指導に謝金が払われる時代ではなく、全てボランティアでした
それを知っていながら紹介する?・
藤里町もボランティアで支援しろと言うことかと県に怒りを覚えながら(苦笑)当時の藤里町教育長にお会いしました・・・本音で話させてもらいました。
ジッと私の話を聞いていましたが、突然「貴女に日本語指導をお願いできないだろうか・・」と言われました。
「嬉しいお言葉ですが、申し訳ありませんがこれ以上ボランティアで子供の支援はできません。日本語指導は本来なら行政(教育委員会)の役目だと思っています。対価を払い子どもに責任を持つ指導者を雇って下さい」と、言ってしまいました(本音)
当時・・何もかもボランティアでやらせようとする行政に腹が立っていました

教育長は言いました・「もちろん、ボランティアでお願いするつもりはありません。議会で審議してもらいます。通ったら正式に日本語指導をお願いします」と・・

「たった一人の子どもも救えないようでは教育者とは言えない」・・当時の藤里町教育長の言葉です
20年以上前の話ですから、教育委員会から正式な日本語指導の依頼(給与)を受けた初めてのケースではないかと思います
9歳の男子は小学3年に編入、高校進学・卒業(秋田県は外国人枠がありません)成人し日本で元気に働いています。
学校の理解があれば・・子どもは確実に成長していきます・

日本語指導者が学校に入り謝金を貰えるようになるなど・・昔は考えられませんでした。
しかし今の一番の課題は、学校教師と対等に話せる日本語指導者の不在です

学校教師は教育の専門家です
学校に入っている日本語学習支援員は、日本語指導者なのか通訳者なのか・・やさしいおばさんなのか・・ほとんどの教師は分かっていません。

教師が求める支援員は確実に成果を見せてくれる人です・・
日本の学校の国際化意識は課題山積・・
そこに踏み込んでいくのですから・・安い給料では身も心も対応しきれません
もっと給料が高ければ、若い人をビシビシ仕込んで力量のある指導者を育てるのに・・と・・

教師の理解と同時に・・・日本語指導者の仕事とは・・・・
それを考える・・そういう学びがもっともっと必要な気がします


ホントはもっと嬉しいことを書くつもりだったのですが・・
昔のことを書いてしまいました(回顧録・・・老化現象?!)



次回は・・最近の学校との連携を書かせて頂きます。
教師と連携すると何ができるか・・実践記録です
N小の離任式・・お世話になった先生達との別れでした・・・


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