地域の国際化

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[843] 子どもの在留資格について

投稿者: 北川 投稿日:2021年 3月26日(金)03時58分13秒 p3230010-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

子どもたちの在留資格について、お知らせしたいことがあります。
次の件は、小学校に関わる方、各地の教育委員会の方にぜひ知っていただきたいと思い、お知らせします。

父母等に同伴して日本に在留している外国人、つまり多くは「家族滞在」ビザの子どもたちですが、
17歳までに入国+小学校卒業+中学校卒業+高校卒業+就職内定
の条件を満たせば、「家族滞在」から「定住者」のビザに切り替えることができます。

これが、日本で高校入学→卒業+就職内定だと、「定住者」ではなく、「特定活動」への切り替えになります。
最近まで「家族滞在」のビザのままでは、就職ができず、とても困っていましたが、
「特定活動」への切り替えができるようになり、日本で働く可能性は大きく広がりました。
それでも、日本での生活のためには、「定住者」のほうがずっと安定した立場になります。

そこで、問題は「小学校卒業」です。
毎年、アジアの旧正月が終わった時期に、たくさんの子どもたちが来日します。1~3月です。
12歳で小学校6年生の年齢にあたる子どもたち、あるいは過年で13歳でも小学校6年に編入を希望する場合に、
この時期に教育委員会に就学の相談に行くと、
「もう小学校は卒業目前の時期だから、今さら小学校に編入しないで、4月を待って中学校から入りなさい」
と言われることがよくあります。
この「アドナイス」にしたがって、中学校から入学すると、上記の、将来「定住者」にビザを切り替える資格を失います。
ほんの数か月でも小学校に編入し、「小学校卒業」の資格をとっておけば「定住者」になることができます。

もちろん、来年以降に来日する12歳の子どもが、高校卒業の年齢になる7年後に、もっと現状にあった制度に変更されていれば何の問題もありませんが、
今の制度上は、この「小学校卒業」があるかないかが「定住者」のビザに切り替えられるかどうかの境目になります。
といっても、日本語支援に関わる人たちと子どもたちが出会ったときにはもう、就学手続きは済んていることが多いですよね。
ですから、みなさんの地域の教育委員会の就学担当のかたに、このことをぜひ伝えていただきたいと思います。
就学担当のかたは、こういうビザの問題についてあまり知らないと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

http://www.moj.go.jp/isa/content/930003573.pdf (moj.go.jp)

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都立高校講師O氏から、子どもメールに投稿されていたものです。

「今さら小学校に編入しないで中学校へ・・」と、日本語支援に関わる人や教育委員会がアドバイスします。
学校教育委員会はもちろん、ほとんどの日本語支援担当者はこういう現実を知りません。
また、子どもの学校での氏名の扱いについて議論が出ているようですが、英語で表記して下さいと言う教育委員会もあるようです。

当学習会の日本語指導者が、教育委員会と連携し就学に関わるのは、こういう辛い目に遭わせることのないようにするためです。
タイやベトナム・中国の人たちは、名前の読み方や表記が難しく、教育委員会・本人・家族と話し合いの上、決めています。

日本語支援に関わる人なら皆さん、こういう問題と向き合って来たと思っていましたが・・・そうでもないようですね
入り口を間違えれば、日本語の学びは単に押しつけにしかなりません。
教授法の学びはもちろん必要ですが、来日した子供たちが日本で生きる事に喜びを見いだせるかどうか・・・それを支えるのも、日本語指導者の役目ではないかと・・


教育委員会はもちろんですが、異文化をルーツに持つ子供たちに関わる多くの支援者に知ってもらいたいと思いシエアさせて頂きました。


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