地域の国際化

地域で生活する、外国人の方々、子どもたちについて語り合います。 http://noshi-niho.jimdo.com/



カテゴリ:[ 子供/学校/教育 ]


203件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。


[204] 子供達

投稿者: 北川 投稿日:2017年 2月22日(水)07時16分26秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用   編集済

こんな田舎町にも異文化の子供達が増えています。
大きな企業があるわけでもなく外国人受け入れ特区でもない町なのに、日本語教室に子供達がやって来ます。

生まれたときから台湾で祖母に育てられ、日本で働く両親や兄と離ればなれに暮らしていたRちゃん、両親が能代に店を構えたことで呼び寄せてもらえました。

当然、小学校へ転入希望ですが、台湾で小学4年生だったので5年に編入希望ですとのことですが、日本語は一言も話せません

料理人の両親は長く日本で働いています(東京や名古屋)
日本語を学んだことは一度もなく、日本語なんて暮らして行くうちに覚える、日本語が話せなくても特に不自由することはない・・義務教育など早く卒業し一緒に働いて欲しいと思っているようです・・・もしかしてそれが目的で呼んだのか・・と思うほど、祖母と暮らしていたRちゃんは働き者(苦笑)・・
両親や兄と一緒に暮らせる事が嬉しくて嬉しくて・・言葉は話せませんが伝わってきます。

日本語が理解できなければ授業についていけないので、日本語を勉強することを考えたらどうかと言うが、日本語は学校の先生が教えてくれるから大丈??・・どこからこういう考えがでるのかと思ったが、集住地域で暮らす外国人の子供の進学率が低い理由は・・この部分なのだと改めて感じた。

学校の教師は日本語指導者ではない・・日本語指導と教科学習を一緒くたにしてしまう考え方が、言語教育の本質をそのものを見失っている。

Rちゃんには21才の兄(T君)がいる・・・中学校まで妹と暮らしていたT君は、中学卒業後すぐ、両親に呼び寄せられ名古屋の日本語学校に入れられたそうだ。
しかし、中学を卒業したばかりの彼が、日本語も日本のことも何一つ分からないまま日本語学校に入ったことは、彼にとっては地獄だったと思う。
半年ぐらいで学校を辞めたいと言った彼を、両親は激怒したそうだ。
今でも・・「こいつは根性なしだ」(中国語)と、父親は言う

私は彼に日本語能力試験を取得させようと思っている・・真面目で素直な彼に、日本で生きる力にできる言葉の学びをさせるつもりでいる
親に依存せず自立して生きていくための学び・・言語教育の本質を伝えることができるのは日本語指導者だからこそである。

その思いを理解し頑張っているT君だからこそ、妹のRちゃんを能代に呼びよせることに賛同したのだと思う。
妹に自分と同じ惨めな思いをさせたくない・・兄としての愛情を感じる

能代にも、都会のように外国人労働者の家族が入ってくるようになった。
今までのように子供の事を最優先に考える支援の在り方ができなくなるのかもしれない・・しかし、だからこそ、言語教育の本質を解く日本語指導者でありたいと思っている。

日本へ来る選択をするしかなかった異文化の人たち・・その親と、そこに生まれた子供達だからこそ、教育を受けることで自立し社会に貢献する人材になれる・・それを証明するために日本語教室を継続してきた。
大きな野望ですねと嘲笑されたことがある(苦笑)が・・・思えば叶う
町の人たちは、その思いに賛同し日本語教室を支えてくれている。

T君と妹のRちゃん・・・能代のような田舎町には今まで来なかった人たちだけど、能代教室を信じ妹を呼びよせたT君の思いに答えたいと思う。

日本語指導は任せて欲しい・・実績と経験は伊達ではない・・
学びなど不要と考える親をどう説得するか・・それが課題・

言語教育の本質を伝える事は教育の本質を伝える事・・・
貧困は教育の本質を奪う・・・日本語指導者だからこそ危機感を持ち続けたい・・

決して他国の話しではないのだから・・




[203] 訃報

投稿者: 北川 投稿日:2017年 2月20日(月)04時09分14秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用   編集済

特定非営利活動法人 国際活動市民中心(CINGA)常務理事 杉澤 経子さんが 2月17日7時30分 お病気の為 おなくなりになりました。

20年以上前、日本語教育のノウハウも知らなかった頃出会った方です。
たくさんのことを学びました。
お会いするといつも「遠くからご苦労様、頑張ってね!」と声をかけて下さった事を忘れません。

多文化共生社会に向けて、行政、国際交流協会、地域住民はどうあるべきか
その連携の重要性を教えて貰いました。
日本語支援に関わる多くの方が、杉澤さんに指導を受けたことと思います。
悔しいです・・・病気には勝てないんですよね・・

でも、杉澤さんから学んだことを力にして頑張っている日本語指導者が秋田の片田舎にも居ます。
どうぞ安らかにお眠り下さい。

心からの感謝を込めて・・合掌

杉澤さんのコラム

http://www.clair.or.jp/tabunka/portal/column/col-sugisawa.html



[202] サプライズ・・

投稿者: 北川 投稿日:2017年 2月20日(月)02時53分16秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用   編集済

2月8日は私の誕生日でした。
誕生日を聞かれると「私は魔女だから年をとらないの」・・いつもそう答えてきました。
今年の誕生プレゼントは嶋田先生御夫妻とお酒が飲めたこと・・この年になると元気で健康であることが一番のプレゼントです。

次の木曜教室、彼は風邪でダウン、ようやく元気になった私一人で教室へ
なんか教室の雰囲気が変・・受講生もボランティアも・・ソワソワ
大きな風呂敷に何か包んで持って来る人
飲み物を抱えて来る人、花束、紙袋??
「どうしたの?何かあるの?」・・みんな白状しました。
コッソリ私の誕生祝いをしようと計画したのでした。

炊き込み御飯の炊飯ジャー持参の人、
御主人がジュースを差し入れてくれたと持って来た人、
教室のことをよく知る花屋さんで、花束を安くして貰えたと嬉しそうに話す人、
ケーキ屋さんに特別に頼んで作ってもらったと運んできた人
両親に頼んで安くして貰ったと、料理を運んできた台湾料理店のT君

私自身サプライズが好きなので受講生達のために色々なことを考えますが、日本語教室で私自身の誕生日をしないようにしてきました。
日本語が分からず働く事もままならない嫁は、自由になるお金など持っていないのが現実です。
お金を持っている人もいますが、教室で差別の状況を作りたくなかったのが本音・・

私の誕生会をすると言ったらダメと言われると思ったみんなは、教室で誕生会をしようと考えたのですが、大きな荷物にバレバレ・・(苦笑)

綺麗な花束と、ケーキを前に唱ってくれた「Happy birthday to you」・(分からない人は口パク)
みんなで一生懸命考えてくれたサプライズ・・嬉しかったです
「お金はあるの?大丈夫なの?」と言う私に、「大丈夫、手造りだったり差し入れだったりしてお金がかからないように考えたから安心して下さい」・・と・・

「私から先生にプレゼントをあげたいです」と、4人の子供を抱えDV夫との離婚が成立したNさんが言いました。

「先生はいつも私の誕生日にプレゼントをくれます。子供がまだ小さいから貴女にプレゼントをあげることはできないけど、貴女が一生懸命頑張ればいつかプレゼントをもらえるようになる。それまでは子供達の代わりに私からプレゼントをあげますと言ってくれます。いつか私からプレゼントを上げられるようになりたいと思っていました。日本に来て10年になります。日本語を教えてもらって働けるようになり、ようやくプレゼントを上げられる自分になりました。日本のお母さんにプレゼントをあげたいです」

  みんなが拍手・・素敵なバックをもらいました(もったいなくて使えない・・苦笑)

  日本語教室は生きるために必要な場所です
  言語教育とは何か・・・受講生一人一人が、答えを出してくれます。

素敵な誕生日・・ありがとう!!



[201] 英語教育を問う

投稿者: 北川 投稿日:2017年 2月14日(火)06時58分42秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用

『「グローバル人材育成」の英語教育を問う』 大津由紀雄教授インタビュー記事が掲載されました。
たくさんの人たちに読んで欲しいと思います。

「英語を使える=グローバル人間」ではない!・・と言う先生の姿勢に共感します

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8852

時間のあるときにゆっくり読んでみて下さい・・先日行われたシンポに参加したいと思った理由が分かっていただけると思います。



[200] 東京へ行って来ました

投稿者: 北川 投稿日:2017年 2月13日(月)05時52分13秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用   編集済

2月5日(日)、大津先生からお誘いがあった「ことばに対する能動的態度を育てる取り組み」という公開シンポジウムに参加しました。

OPI恩師の嶋田先生御夫妻も参加しており、先生のブログにシンポの内容が書かれてありますが、最後に「英語教育の問題だけではなく、日本語教育・国語教育に携わる人々が一緒になって、「日本の言語教育はどうあるべきなのか・どうすべきなのか」について話し合い、ともに行動することが重要なのではないでしょうか。対症療法ではなく、抜本的な改革に一刻も早く取り組んでほしいものです。子どもにとって、「今」という時は、もう二度と戻ってこない大切な時であることを忘れてはならないと思います。そして、一人一人が自分の問題として、考え行動していくことが重要ではないでしょうか」と、まとめてありました。

私自身長い間子供の日本語支援に関わって来ましたが、英語(外国語)と国語と日本語・この3つの連携があれば、より良い言葉の支援ができると思うようになりました。
しかし、日本語指導者の中には、生活者として暮らす定住外国人にはリテラシーは不要、聞いて話せればいい、留学生と違い嫁や企業労働者が読み書きを覚えられるはずはない無理強いになる・・そんな考えを持つ人がまだまだ多いようです。

しかし、その考え方が定住外国人の真の自立を阻んでいるのではないか、そう思うことがあります
外国人集住地域と違い過疎化・少子化する地方の町では、読み書きができなければ生きる力を奪われるのと同じです
日本語の勉強など必要ないと言っていた定住外国人が25年後にどんな生き方をするか・・永く関わることで生きるためには何が必要なのか・・現実を見せられることになります。

今回のシンポで感じたのは、今の日本の英語教育はまだまだ課題が多いということでした。
そして、英語教育を基盤にして日本語教育の仕組みが作られたとしたら・・・言語教育そのものを根本から見直す必要があるのではないかと思いました。

外国人のために自治体が動き通訳者やボランティアも必要です。
それは、やさしい町づくりを考えるなら当然のこと・・

しかし、移民を含め生活者として生きる定住外国人を受け入れるなら、彼らが日本で自立できるように基礎教育をきちんと受けることができる社会を構築するべきではないのか・・
【基礎教育・・人間が人間として威厳を持って生きていくために必要な教育であり、人間の生活に最低限必要とされる基礎的な教育】


定住外国人は弱者ではありません、私たちよりずっと生きる力を持っています。
だからこそ、彼らを地域の人材として育てる方法も考える必要があるのではないのか・・

日本語教室の受講生達は言います
「自立して生きるならどこの国であろうと言葉の学びは当然のこと、様々な学びの中でその国の文化や習慣が理解できるようになる。私たちは日本語は下手かもしれないけどバカではない・・できるはずがないなどと思わず何でも教えて欲しい・・努力もせず何でもやってもらおうなどと思ってはいない」・・と・・

日本語教室はこういう人たちを育てることができるのですが、残念ながらそんな風に考える人は・・あまり居ません。
留学生や大学生は日本語が理解できなくても歓迎されますが、生活者として生きる外国人は、ひらがなも読めない言語弱者としか見てもらえない・・英語教育よるによる弊害?・・
大津先生の言語教育に対する考え方や姿勢に共感し賛同するからこそ「学んだことばを生きる力にする」ことを目標に日本語支援をしてきました。

今回のシンポは、言語教育の本質を公の場で語った第一歩なのだと受けとめました
まだまだ道のりは険しそうですが、土着の現場の日本語指導者として声を上げる必要があると思っています。大津先生と飲んで語り合えたら言いたいことがたくさんあるんですが・・忙しそうでした(苦笑)



シンポ終了後、嶋田先生御夫妻と御一緒できました。
お酒を飲みながら日本語教育談義に時間を忘れるほど・・楽しい時間を過ごすことができました。
嶋田先生の御主人は亭主関白そうに見えて・・・実はやさしいことが判明(嶋田先生の努力の成果?)
素敵な御夫妻でした・・こんどは、能代に一緒に来て下さいと約束しました。
お世話になりました(本当にありがとうございました)

秋田は大雪警報、寒波襲来!
飛行機が着陸できないかもしれないと脅かされながら・・帰宅・・
帰ったとたん彼も私もダウン・・特に彼は熱が上がり咳もひどく食欲もなく・・久方ぶりの体調の悪さに気の毒なほどでした・・と言うわけで、今までブログが更新できませんでした(ごめんなさい)

もう大丈夫です。食欲・晩酌も・・元の彼に戻りましたので(苦笑)

「先生、今週は弁当作ってくれる?」と電話がありました・・
「今週は作るからね~」と言ったら「ヤッタ~」と・・
弁当を待ってくれる子供達がいます。
具合が悪いなんて言ってられません・・大雪を嘆いている暇などないんですよね~

春よ来い!!・・・念じたら雪が溶けるかな~・・
まだまだ雪は続きそう・・・皆さんもお体に気をつけて下さいね

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[199] 弁護士会館へ

投稿者: 北川 投稿日:2017年 2月 3日(金)05時19分9秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用   編集済

1月31日(火)関東弁護士会連合会 第18回懇談会に呼ばれて行ってきました。
テーマ「外国につながる子供たちの教育問題」と題して開催され、
東京・神奈川・埼玉・千葉・茨木・栃木・群馬・山梨・静岡・長野・新潟から、国際交流協会・市役所・団体・入局管理局・日本司法支援センター・管内弁護士会(外国人人権関係委員会)・関東弁護士会連合会外国人の人権救済委員会等の関係機関の皆様が集まりました。
日本語教育大会では中々お目にかかれない方たちですが、外国由来の子供たちの支援に、こういう方たちが興味を持ち真剣に考えてくれることを、とても嬉しく思いました。
文科省国際教育課日本語指導係の方からも、帰国・外国人児童生徒等に対する文部科学省の施策についてお話がありました。

私と他2名(長野・松本)が活動報告をしましたが、能代のような活動は初めてだと真剣に耳を傾けてくれました。
朝日新聞の社説で紹介された私を見たかったと握手を求められました(苦笑)が、直接話を聞きDVDの映像を見て納得しましたと言ってもらえました。

弁護士・司法関係者は外国人の負の部分を取り扱う職業ですから、自立して前向きに生きる定住外国人の姿は新鮮に映ったようです。
教室受講生高校卒業率100%(進学率ではなく卒業率)にも驚かれました
高校合格よりも、辞めずに卒業することに意味があると支援しています。

3月7日~8日に、教室見学に来たいと言う弁護士の方たちが数名いらっしゃいました・・・みんなの勉強の邪魔にならないようにとお願いしましたので・・見学に来たら宜しくお願いします。

イヤー・・東京と秋田では天国と地獄ほどの差がありますね~・・
東京は暑いくらい・・・東京の人は寒いですね~と言いますが、これで寒かったら雪国の人間は生きてられんわい!!

羽田の掲示板に、秋田空港は雪のため降りられないかもしれないので引き返す可能性も・・と掲示されどうなることかと心配しましたが、暴風雪の一瞬の晴れ間に秋田空港着陸・・・東京と違って一面の銀世界・・
長くつに履き替えセーターを重ね直し、雪道を走り能代まで帰ってきました(シンド~イ・・)

節分が過ぎたら春なんですけどね・・まだまだかな~
都会と田舎の違いを身に染みて感じるのは・・冬・・

高齢のおばあさんが黙々と雪かきをしています・・雪国の人間は簡単に弱音を吐けないんですよね(みんな一人暮らし・・)・・それが現実

雪国の人間は、生まれたときから辛さや苦しさを自然から学んでいるのかもしれません・・その辛さを知っているからこそ、相手を思いやる心が育つ。
異文化をルーツに持つ子供たちも、生まれたときから宿命を背負わされています・・だからこそ周囲が育てていく必要があると思うのですが・・・

チョッピリ疲れましたが、多くの皆様との出会いに感謝です
今回の講演は、保護司になった自分自身を見つめ直す機会にもなりました。

日本語教室のネットワークは人を育てるためのもの・・・多くの人たちとの連携が必要です。
座長の出井様・・お世話になりました。ありがとうございました。



[198] 子どもの支援とは

投稿者: 北川 投稿日:2017年 1月29日(日)17時54分52秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用   編集済

日本で生まれたことが罪なのでしょうか…在留許可を求める少年
不法滞在のタイ人女性を母親に持つ15歳の少年、ウォン・ウティナンさんが、法務省入国管理局の退去強制処分の撤回を求める訴訟を東京地裁に起こし、4月23日、第一回口頭弁論が行われた。
http://www.huffingtonpost.jp/2015/04/24/thai-boy-born-in-japan_n_7133976.html

読んでいて苦しさを覚えた・・
「子供の支援に親は関係ない、子供の支援に家庭環境など関係ない」そう言うボランティアと出会う、しかし、子供の支援を本気で考えるなら親も一緒に巻き込む覚悟が必要になる。

どんなに必死で子供の支援をしても、親の在留資格や生活に対する考え方で子供の運命が左右されるのだと知らされてから、子供の支援に関して私なりのルールを設けた

1親も子も含め、在留資格を確認する
2子供の教育に対する考え方を知る(親の教育意識確認)
3日本に永住するのか、いずれ母国に帰るつもりなのか(支援時の希望)
4子供の教育にはできる限り親も関わって欲しい・・そのための支援体制は整える

自分なりにルールを決めたのは、行政との関りの中で外国人だからといって許してもらえない場所(役所・学校・教育委員会・警察・etc・)があることを実践で学んだからである。
ゴメンナサイ・ユルシテ・・・では通らないところが多々ある・・
優しい支援者の思いだけでは解決できない法律という壁・・

「この少年には何の罪もない」それは誰が見ても明らかだが、今の日本の法律では許されない。
子供の支援を親を抜きにして関わることは、真の解決にならないことがよくわかる悲しい事例だ。

これらを根本的に解決するためには、国としての移民政策に対する姿勢を明確にすることだ。
そのうえで、移民や移民の子弟に対する教育を充実させ、日本社会に融合させていく政策を明確にしなければ、各国の失敗を繰り返すことになる。
日本の文化と社会を守るためにも、移民政策をタブー視せず、きちんと議論し、その場しのぎの対応ではなく、方針を明確にすることが必要だと思う。

この少年の思いをかなえてあげたい・・多くの支援者に恵まれ育ってきた子供を、谷底に突き落とすのが今の日本の法律だとしたら本末転倒である。
ウォン・ウティナン君、頑張れ!!



[197] 報道とは・・

投稿者: 北川 投稿日:2017年 1月27日(金)06時26分0秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用   編集済

Nテレビ局とS新聞記者が日本語教室の見学に来ています
取材ではなく見学です。

見学来訪の理由は、
25年も日本語教室を継続してきたことを証明するものはあるのか?
そんなに長く?!定住外国人に日本語支援をする必要があるのか?
子どもの支援が必要だと誰が言ったのか?
日本語支援を受けて良かったと言う人は本当に存在するのか?


これらの質問は、怒りを通り越しました(これが地方の現実)
厚生大臣賞、内閣府奨励賞、文化庁長官賞などを頂いている日本語教室でも、報道機関が関心を持たなければ、25年の活動さえも「聞いたことないよ~嘘でしょう~」になるんですね

彼らの来訪は、報道関機関からの真っ向勝負と受け止めました
能代教室の噂は聞いても、取材するつもりなど毛頭なかった県内の報道機関が「25年間の活動を証明できるものがあるのか」と挑んで来たのです。

中国残留帰国家族の支援から始めた日本語教室を、なめたらいかんぜよ!・とは言いませんでしたが、見学を許可しました。
取材して欲しいとは思っていません
20年以上、テレビや報道などのメディアに出させてもらっています・・意外に能代教室は有名なんですけどね(苦笑)・・県内の報道機関が関心を持たなかっただけのこと・・

ただ・・報道関係者だからこそ、言いたいことがありました。。
Nテレビ局やS新聞には以前、報道されたことがあります・・その都度、たとえボランティア活動でも誠心誠意答えてきたつもりです。
御社の担当者の取材したものも見ず「本当に継続してきたのか」と聞くのは、私にも失礼だが同じ報道仲間として失礼ではないか・・」と言いました。

「25年も前の活動なので、自社の記事もニュースも見ることができなく確認が取れない・・25年教室を継続してきたという証明があるのか・・」

報道とは何か・・メディアの怖さ?いい加減さ?を改めて感じましたが、ボランティアおばさんを甘く見てはいけません。
のしろ日本語学習会は、25年前からの記事もニュースもファイルし、DVDに保存してあります。

日本語教室を開設した当初、取材に来た新聞記者に言われました。「これからの国際化を考えたとき、あなた達の活動はいつか行政や国で考えていかなければならない課題になる。なんでもボランティアでやろうとせず行政に訴えていくためにも、新聞記事やテレビに報道されたものをきちんと保存しておくことが必要、面倒かもしれないがその作業を怠らなように・・」と・・
その記者はもう存命しませんが、何もわからなかった私に伝えることの大切さを教えてくれました。
報道に関しては様々な意見があります。しかし、報道されるまでの苦労を目の当たりにしてきた私は、報道の一つ一つを大切に受け止めたいと思うようになりました。
今、日本語教室の歴史を語る時、その資料やDVDが大きな意味を持つことを知らされています

見学に来たテレビ局と新聞記者に、25年前から取り上げてもらった記事やニュースなどの資料を見てもらうことにしました。「自分の機関の担当者がどんな報道をしたのか見て下さい。その報道が嘘なのかどうか・・それは貴方達の判断です。きっと、あなた達の質問の答えが・・その資料の中に入っていると思います。それでも取材を希望するのでしたらいつでもいらしてください」と・・

教室の受講生たちが言いました「いつでも教室に来てください。私たちがその質問に答えます。もう先生に答えてもらうのではなく、私たちがそれに答えられるようにならなくてはいけないと思います。先生は忙しいのであんまり邪魔をしないでください。」

さすが・・能代教室の生徒たち(苦笑)
教室の成果も評価も・・受講生たち自身が出していく・・

きちんと答える受講生たちに驚いた様子で「みんな方言は使わないんですね・・恥ずかしがらず自分の意見を堂々と話すし、こんな教室が秋田にあるなんて初めて知りました。いろんな国の人たちが一緒になって勉強していますが、どうやって教えるのですか・・相手の母語が話せなくても日本語を教えられるのはなぜですか??」

これに答えたのは彼、「この教室では宇宙人にだって日本語を教えることができますよ。日本語を教えるのに相手の国のことばが必要だとは誰も思っていませんからね・・」
うーーーーーーーーー・・と記者が・・苦笑い・・

面白い会話でした・・(座布団一枚!!)
さーどうなることか・・

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[196] 第26回秋田市男女共生フォーラム

投稿者: 北川 投稿日:2017年 1月26日(木)05時14分24秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用

日本女性会議2016秋田を振り返って・・と題して秋田市男女共生フォーラムが開催されます。
 (平成29年1月28日(土)11時~3時半・・秋田拠点センターアルヴェ1階きらめき広場)

昨年(平成28年)10月開催された日本女性会議に参加し、私たちの25年間の活動を話す機会を頂きました。「国際化を考える」と題した私たちの分科会は県外からの参加者が多く、日本の国際化は全国的な課題になっていると改めて思いました。

分科会ごとに頂いたアンケートの中から抜粋

「のしろ日本語教室の長年の活動に敬意を表ます。 日本語を学んでもらった先にその方たちが可能性を広げ、社会にも貢献し、日本人に母語を教え、バイリンガルとして活動するという長期的なこともよくわかりました。ただ日本語を教えるだけではないという事が俯瞰できた気がします。」

野山氏をコーディネーターとしてお呼びしたことも成果がありました。
「野山先生の話す多様性を認めること大切さ、二言語、二文化(多言語・多文化)を意識して共存/共生や子どもたちの育成の必要性を改め考えさせられた思いです。読み書きを必要とするあらゆ活動への参加を可能にする知識と技能を獲得し、所属する団体やコミュニティ活動の中で、自分が置かれてい る状況を省察しなら役割を果たすことができる力を養いたいと心から思わせられた分科会でした。ありがとうございます。秋田参加よかったです」

「自分が日本語指導者であることを誇りに思えました」と、握手を求めて下さった方もいました。


私自身、日本語教室の現場とそこで育った受講生たち(大人も子供も)の話をすることで、日本語指導という仕事が、どれほど素晴らしいものかを再確認することになりました。。

地域日本語教室は弱者救済事業?厄介者の外国人を支援する場所?・・自治体も支援者の中にもそう思っている人はたくさんいます(本音)
留学生でも大学生でも観光客でもない外国人=定住外国人を支援しても、評価は得られません。
それが日本社会の現実です(苦笑)
行政が評価しない活動を手伝う人はほとんどいません(評価してもらえない活動を手伝うのはバカらしいと、辞めたボランティアもいました)

私たちの活動は間違っているのだろうかと自問自答したこともありました。
辞めずに継続できたのは、ごく一握りでも必ず活動を理解し応援してくれる人たちが居てくれたことと、受講生たちの必死で学ぶ姿があったからです。
彼らの自立する姿・・25年の歳月は、私たちの活動の答えを出してくれました。

「どのくらい学んだら日本人と同じようにしゃべれるようになるの?」と、聞く人に問いたい、「貴方はどのくらい学んだら英語がしゃべれるようになるの?」と・・・

言語教育とは何か・・
ことばは単なる道具ではない・・・25年の歳月は、学びの歳月でもありました。
それを伝えることが、これからの私の仕事だと思っています。



[195] 地域人材

投稿者: 北川 投稿日:2017年 1月23日(月)19時25分15秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用   編集済

NPO法人青少年自立援助センター定住外国人支援事業部責任者 田中宝紀さんは、 日本語や文化の壁、いじめ、貧困などこうした子どもや若者が直面する課題を社会化するために、積極的な情報発信を行っています。

彼女の意見には、いつも共感させられます。

今回の発信は、人材も予算もないから支援できない―悪循環に陥る地方の教育
構造的課題の解決へ始まる模索「人材」と「予算」の両方、またはどちらかがないがために学習支援の場を用意することができない地域がまだまだあると書かれています・・

http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakaiki/20170123-00066760/


「学習支援とは縁がなかった層の地域人材にいかに参加してもらうか、が重要な課題の一つとなってくるでしょう」と、田中さんが最後に書いていますが、それを実践してきたのが能代教室です。
大学も組織もない地方の町では、それが一番の方法(もしかしたらそれしかない・と言えるかもしれません・・)

地域の人たちを巻き込む・・・そのためには、日本語教室のビジョンを明確に提示する必要があります。

自治体が積極的ではないボランティア活動に、地域の人材は簡単には協力してくれません(学校内でのeboardの活用も許してもらえません)
今もって、県内で子どもの日本語支援教室を実施しているのは能代だけ・・それが地方の現状です・・

組織の一員として動ける田中さんがうらやましい(苦笑)ですが、彼女の発信は、孤独な戦いを続けているボランティアには大きな励みになると思います。
(彼女の発言は、自治体からの支援も協力も得られず忸怩たる思いをしている仲間たちの心の叫びでもあります)

過疎化する地方の町だからこそ、異文化をルーツに持つ若者の支援がどれほど意味を持つか・・・実践してきたからこそ言えます
ようやく、能代教室の活動事例を話す機会が与えられるようになりました。

外国人集住都市ではない散在地域における多文化共生社会をどう作り上げていくのか・・・
地方からの発信・・今年の課題になりそうです

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