地域の国際化

地域で生活する、外国人の方々、子どもたちについて語り合います。 http://noshi-niho.jimdo.com/



カテゴリ:[ 子供/学校/教育 ]


349件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。


[353] 外国人相談センター連絡会議

投稿者: 北川 投稿日:2017年11月21日(火)05時23分25秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用   編集済

11月16日(木)は一日中大忙しでした
午前中は木曜教室で日本語指導、午後からの外国人相談連絡会議のため、昼ご飯を食べる暇もなく高速で秋田へ向かい開始時間の13時半丁度に到着・・・
県内から集まった相談員が各地の外国人の状況を報告をするのですが、聴きながら、「日本語教室に対する考え方は地域によって様々なんだなー」と改めて思いました。

○日本語教室に企業が外国人研修生を連れて来るようになった。人数が多くN3レベルの日本語指導を要求されるのでボランテイアでは対応できない・・どうしたらよいか

○日本語教室にALTが来るようになり県外で仕事をしたいと相談されるようになったので対応している。生活者として暮らす定住外国人は日本語教室にはほとんど来なくなっている。英語圏ではない企業労働者が教えて欲しいと来るが、ボランテイアでは指導できない・・断っている・・

○地域日本語教室は、子どもの支援教室ではないので(?)親から子どもの学習支援の相談をされても対応できない、学校に相談するようにアドバイスしている。

○日本語教室は企業研修生を支援する場所として開催されているので、定住外国人はほとんどいない。定住外国人からの相談もほとんどない


これらの報告を聴いているうちに、日本語支援の課題が見えます。

地域日本語教室には日本語指導の学びをしている人がほとんどいない??・・それが現実です
「英語圏ではないから日本語指導ができないと言いますが、中国人だとできるのですか?」と聞くと、「漢字の国だから誰でも教えられるが、タイやベトナムだとそうはいかない・・」
日本語教授法を学んでいたらこんなことは言わないはずですが・・
これが地域日本語教室の実態なんですよね・・秋田だけの問題なのでしょうか・・

企業研修生の求める日本語は在留資格や給与に直接関わるので、N4~N3以上の学びがしたいのです。
生活者として生きる定住外国人も生きるための日本語(N4レベル)の学びをしたかったはずなのに、いつのまにかコミュニカティブ日本語になり、日本語指導の本質はなくなってしまいました。
言語弱者と呼ばれるようになってから日本語指導より助けてあげるボランテイアが多くなりました。
それはそれで有り難いことでしたが、だんだん日本語指導の専門家が排斥されて行く教室が多くなっていきました。

長い歴史の中で、日本語教育は少しずつ変化してきました

私は定住外国人の日本語教育の歴史を泳いできたと言えるのかもしれません。
未熟だった私が潰されずにここまで来ることができたのは、常に前に進む学びができたからです。
たくさんの専門家との出会いが日本語教室の指針となりました。
「一期一会」の全てが学びに繋がるものでした・・・感謝しています
今改めて、私たちの活動は間違っていなかったと言える自分がいます。

外国人受け入れが国策なら、定住外国人の支援の在り方を根本から見直すべきだと思うのですが・・ムリでしょうね~

能代教室では、大人も子どもも学んでいます・・子どもの支援は当然のこと・・
進路相談も生活相談も日本語教室をハブに、行政を巻き込みながら解決して行きます
日本語教室で全て請け負うことなどできませんが、行政ではできないことを支援していけたらと思っています
日本語指導ボランテイア養成講座も行って行きます・・もっともっと必要な時代になっていくでしょう

目の前のことを解決する積み重ねが信頼に繋がります・・・母の介護で学びました。
国際化や多文化共生社会も同じ・・実践の積み重ねがあってこその信頼関係です。

まだまだ他とは違う日本語教室なのかもしれませんが、仲間や町の人たちが協力してくれる素晴らしい教室だと自負しています
皆さん、これからも宜しくお願いします!!


会議終了後、4時からNHK記者の取材がありました・・・なんだろ??
「後から又連絡します」と言われたのですが、「もうイイです」って言っちゃいました(苦笑)

それから秋田の病院に入院している友達を見舞って、ラーメンを食べ高速で帰宅・・高速には車が一台も走ってなく「私専用高速道路でーす!!」と叫びながら運転してきました。
彼から「どこまで帰ってきてるんだ~」と電話が入りましたが、家に着いたのは夜の10時過ぎ・・
心配かけてしまいました・・どうして忙しいのって重なるんでしょうね・・


一挙に冬です・・白鳥の背に吹雪が舞う姿は初めて見ました
冬の使者とドカ雪が同時に来るなんて・・どっか狂っています・・
皆さんも体調に気をつけて下さいね。


連絡・・23日(木)は勤労感謝の日で「働く婦人の家」が休館です。
木曜教室はお休みになります・・忘れないで下さいね。
勉強大好きな人たちばかりで嬉しいけど・・休ませて下さ~い




[352] 日本語を教えてもらってよかった

投稿者: 北川 投稿日:2017年11月19日(日)06時30分19秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用   編集済

火曜日はN小学校日本語指導の日。
A君(中国)の担任と話し3時間目の国語の受業を取り出す・・「主語・述語・修飾語」の理解ができていないようなので定着させて欲しい。

この部分は国語の教科だが、日本語指導の分野でもある
意味を理解させるなど難しいことはやらない
主語だけを取り出す問題をたくさんやらせるうちに、「「~は」「~が」と付くのが主語なの?」と、言うようになる。

「そうだよ~良く分かったね~」・・主語は完璧


両親が中国人のA君の言語環境は日本語とは言えない・・・そんな子に、主語と述語の説明をしてもチンプンカンプン(日本人でも分からない)

述語は、「なんなの?」「どうしたの?」「どうなの?」「・あるの?いるの?」に分かれることを教える
何度もやっているうちに自分で考えるようになる。

君はなんなの?・・子どもだよ
昨日の夜、どうしたの?・・・テレビを見たよ
日本語の勉強はどうなの?・・難しいよ
机の上に何がある?・・本があるよ

きちんとした態度で話しを聴く・・とは、まだ言いがたいが・・・・
態度には表さなくても、きちんと話しを聴いていたことがテストで判明(苦笑)


どうしようもないと言われていたA君・・「彼は日本語が分からなかったからあんな態度をとってたんですね~・・もっと早く分かれば良かった・・彼は、ここが分からないので教えて下さいと言うようになりました」と、先生達が言います。

私は子どもに日本語指導をするとき必ず言います

「日本語が分からないのは恥ずかしいことじゃない、分かったふりをして変な日本語を使ったりする方が恥ずかしい・・親が日本人ではないことにプライドを持ちなさい。分からないとき、分からないと言える人になりなさい」

A君にも分かってきたのかな~と思っていたら、3時間目が終わり挨拶のあと、小さな声で・・
「ボク日本語の勉強をして良かった・・先生のお陰だよ。国語も算数も少しずつ成績が良くなってきたし、授業も少しずつ分かるようになってきた・・日本語の勉強をしているからだと思う。それに、日本語の先生のような大人の日本人と話ができるのは楽しい・・先生、ありがとうございました」

照れ屋のA君が言ったのです(ビックリ)

「ハイ、分かりました。これからも頑張ろうね!」と言った私に、笑顔を見せて教室に帰っていきました。

日本語指導って・・これだからやめられない。

4時間目はM子(フイリピン)の番・・・九九の練習・・
どうやったら上手く覚えられるかな~・・・子ども一人一人に個性がある
その子の個性と能力に合った指導をしなくては・・覚えてなんかくれません。
そのための、取り出し指導なのですから・・



[351] 子どもの支援

投稿者: 北川 投稿日:2017年11月19日(日)04時32分40秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用   編集済

東京・福生市の「YSCグローバル・スクール」は、外国にルーツを持つ子どもたちを預かり、日本語教育を施す事業を続けている。
子どもの支援がなぜ必要なのか、分かりやすく説明しているので読んでみて下さい。

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https://promotion.yahoo.co.jp/news/social_contribution/1704112/?utm_source=ycd&utm_medium=yahoojp-topics

「日本語を母語としない新小学1年生にとって、日本の生活・文化への基礎知識を前提とした日本の学校での「べんきょう」は、多くの困難を伴います。たとえば、日本語を母語とする90%以上の6歳児が、すべてのひらがなを読めるようになるといわれていますが、日本語が母語ではない子どもたちは、ひらがな1つ習得することも簡単ではありません・・・・
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記事を読み、私たちの活動と同じだと思いました。

外国人の嫁やその子供に支援しても意味がない、ムダなこと・・・長い間言われ続けてきました。
子供の学習支援にも20年以上関わっていますが、短期の支援では見えないことや、短期ではカバーできないことがあります。
ことばは文化・・自動車免許取得のようには、いきません。

「YSCグローバル・スクール」の活動が評価されるようになり、ようやく私たちの活動も理解して貰えるようになりました・・・エライ人が言うと理解してくれる人が増える(アリガタイことです!!)

活動内容は同じですが、私たちと違う点が一つあります。

「YSCグローバル・スクールでは、多くの資金を自前で集めた寄付金などによってまかなっている。クラウドファンディングなどを活用して資金確保をする一方で、文部科学省や東京都の補助金を受けてきたが、補助金は突然の打ち切りや見直しがあって財務状況は不安定だ。社会から見落とされがちなこの問題に、ぜひ、多くの人たちの関心が寄せられ、継続的な支援につながることを願う」・・YSCグローバル・スクールは、寄付金で運営されています。


私たちの活動開始は25年前です
当時はクラウドフアンディングなどありませんでした(今は、イイ時代です)
文化庁や基金からの補助金を受け成果を見せていくしかありませんでした。
様々な団体から評価をもらい、町の人たちの同意を得、行政の理解と連携に繋げていく・・根気強く実践していくことでしか資金を得る方法はありませんでした。

働きかけてきたことで、市の依頼で日本語教室が運営されるようになりました。
地域住民との交流は、たくさんの人たちに助けられ継続しています。
どうしてもお金が足りなくなると・・・助成金申請に走り回りますが・(苦笑)



11月25日(土)・26日(日)は、日本語教育学会の秋季大会です(場所は、新潟市の朱鷺メッセ)
前日の夜(24日)に、「日本語教育学会後援ワークショップ 「外国につながる子どもの日本語学習支援―学校・地域の連携が次世代を育む」が行われます。

ようやく、日本語教育学会のワークショップに「学校・地域の連携が次世代を育む」と、取り上げられます。
子どもの日本語学習支援に親や地域は関係ない、どうせ学校は理解してくれない・・そう言われていました。
しかし、学校現場に入り教師と話しているうちに、日本語教育関係者にも考えるべき点があると思うようになりました。
本気で子供の事を考えるなら、学校・地域との連携は必須のはずなのにどうして歩み寄らないのか・・こちらから歩み寄れば、学校だってホントは困っている・・本音を聞くことができます。

私は用事があって参加できませんが、そういう話しができたらイイですね・・
嶋田先生、宜しくお願いします



*共同通信のS氏から連絡が入りました。
能代教室の事を書いた記事がネットで見られるようになったそうです。
このHPの連絡欄に載せてありますので見て下さい

http://www.47news.jp/47topics/child-future/2017/11/297518.html


*先月お会いした「日本子どもの本研究会・金子多美江さん」が新聞に記事を投稿してくれました
能代で出会った人たちのことを書いていますが、北川のこともチョッピリ書いて下さっていました
本当に一期一会に感謝ですね
・・資料集201年度に掲載・・



[348] 国際ロータリー

投稿者: 北川 投稿日:2017年11月14日(火)04時03分8秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用   編集済

11月11日~12日「国際ロータリー第2540地区 2107-2018年度 地区大会」が開催され、のしろ日本語学習会は、タブレットなどを贈呈されました。

16年ぶりに能代で開催され、能代市文化会館を会場に第2540地区の未来に向けてロータリーアン・各クラブの一層の連携を誓う会でした。今回の地区大会を記念し、能代市長と当学習会に記念品が贈呈されました。
子ども達の学習支援をおこなっていることもありタブレットは欲しいと思っていたので、とても嬉しい贈り物です。
ただ・・能代では公民館など公的施設にはWi-Fi設備がなく、せっかくの機材の能力を発揮できる方法を考えなくてはなりません。受信料を支払っていくのはボランテイア団体には厳しい・・余裕などありません・・
せめて公的施設だけにでも、設備が整っていて欲しいのですが・・・・・
若者を定着させるなら必須の設備だと思うのですが・・

今回の国際ロータリーからの贈呈には、特別な思いがあります。

日本語支援関係者の中で必ず取り上げられるのが、「①地域住民の多文化共生への理解促進、②日本語支援のシステムづくり、③災害時の多言語対応・やさしい日本語の充実、④学校・行政との連携」

どこの地域でも、日本語支援関係者の間ではこれらが課題として取り上げられます。
私も以前はそうでしたが、ある時、気がつきました。
助成金申請は文化庁、日本語指導や日本語教室の活動助成金申請も国際交流基金・・・日本語支援活動が、住民からも地域からもかけ離れたところで行われていることに気がついたのです。
日本語支援関係者だけが額を寄せ合っても、本当の意味での解決策など見つかりません
私たちは日本語指導者であり支援者、一人の人間が自立していくのを支援する力などありません。

人が生きるためには多くの支援が必要です。
専門家・公的支援・そして人の優しさや温もり・・

ある時から、日本語支援関係者だけとの連携は・・辞めることにしました。

「生きるって辛いことの連続、だからこそ一人で頑張るな!、たくさんの人たちに応援してもらおうよ!
迷惑かけるなんて思わないで、いつか誰かに優しさを返してあげたらいい・・
それが「恩返し」って言うのよ・・・日本語にはイイ言葉がたくさんあるの・・」

地域住民の理解の本質は人と人との繋がり・・教室の活動を多くの団体や地域住民に伝えることが異文化理解に最も有効だと悟ったからです。

日本語支援の専門家だけが集まっても、地域住民を巻き込むことなど簡単にはできません。
地域の人たち(地域住民)に日本語支援の成果を見せて行くことが重要になります。

日本語教室の本質は、人材育成だと思っています
これからもその意識は変わりません。

「国際ロータリー」からの贈呈は、今までの活動の集大成とも言えます。
私たちの活動が理解してもらえたのです・・・異文化や多文化とか関係なく、人を支援する活動として評価してもらえたことに感慨深いものがあります。

「ロータリーの友」の投稿文に感激したと、声をかけて下さったロータリアンがたくさんいらして嬉しかったですが、「きっと皆さんの住む町にも、頑張って生きている外国から来た人たちが沢山居るはずです。どうか声をかけてあげて下さい」と、お願いしました。

「貴女の書いた文を読まなければ気づかなかった・・こういうことは、誰も教えてくれないからね~」と言った言葉を聞き、私たちの活動は間違っていなかったと改めて思いました。

仲間の皆さん、ありがとう!!
これからもよろしくお願いします!・・(タブレット頂きましたよ~)


このHPの「2017年度の取り組み」・・今回の報告
     「資料集2017年度」・・ロータリーの友の冊子が掲載されています。



[347] 生まれたこと

投稿者: 北川 投稿日:2017年11月 9日(木)08時08分36秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用   編集済

「どうして勉強しなくちゃダメなの・・なーんもやりたくない・・・ボクはここに居なくなるかもしれない・・勉強したってわかんないもの・・うんこ・」4年生のA君(中国)の口癖

「そういう言葉を使うとダメでしょっ」て言うからなおさら・・・教室に来ると「うんこ君、さー勉強するよ」と言う私(子どもの言葉に動揺してたら日本語教室なんてやってられない)
「ヤメテ~ボクの名前はうんこじゃないよ」→「そう呼んで欲しいからだと思ったんだけど違うの?じゃどうして言うの・・うんこ君」→「やめて~分かった・もう言わない」

A君は今、自分が産まれた意味を考え始めています。
4年生は、身体の成長とともに自分自身を見つめ直す時期でもあります。

学校の先生はA君のことを、どうしようもない、やる気のない、勉強する意欲のない、人の話を聞かない、嘘つき、風呂にも入らない汚い子・・そう言います。
好き好んでそうなりたいと思う子どもなどいないはずなのに・・

中国残留帰国3世の父、A君が3歳の時、離婚して中国へ帰ってしまった母、日本語が上手く話せない中国帰国2世の祖父、日本語は上手くなかったけど自分を可愛がってくれた祖母は・・死んでしまった・・・日本語も日本の文化・習慣も学ばないまま育ったA君

しかし担任は、「日本国籍で日本で育ったのだから日本語が理解できないはずがない、本人にやる気がないだけ・・どんな環境であろうと自覚さえ持てば勉強だって頑張れる・・本人のやる気の問題・・親の自覚が足りないからこういう子どもになる・・どうしようもない」・・そう言います。

マグマのように怒りが込み上げてくるA君、・誰に怒りをぶつけたらいい・・うんこ??

A君が望んで生まれたわけではない・・・日本語だって勉強だって・・人に負けたくないと思っている・・
そんなこともできないのかっていつも言われるけど・・・・ホントに分からないことばかり・・・・
家に帰っても誰も教えてくれない、褒めてくれる人もいない、さあガンバレってお尻を叩いてくれる人もいない・・そんなことを考える方がワガママだと言われる・・

ボクは、どうして生まれたの??
ボクに誕生日ってあるの??
そう言ったA君

3年前、日本語教室に来たA君・・中国人の祖母が亡くなり、家庭環境も学校生活も乱れ始めたA君兄弟のことを心配した人からの相談を受け彼に関わることになった。

「お座り!」って言わなければ、お弁当も立ったまま食べていたA君(我が家のロンよりダメ??)でしたが、きちんと座って食べるようになりました。
長時間ジッと座ってはいられませんが、ボランテイアのお陰で宿題や自勉はきちんとするようになりました。
少しずつ・少しずつ歩みはのろくても成長しています(子どもは手をかけた分、必ず伸びる)

3年経ち、自分が生きる意味を考え始めているA君、厄介だと思うのか、成長してきたと思うのか・・関わる大人の考え方次第です。
私は成長している証拠だと思います・・

君が生まれたこと、君がここに居ることをことを喜んでいるのは・・・私たち

「今は離れていても、お母さんは必ず貴方のことを心配している・・日本に来ることも会うこともできないけど、大きくなって中国に行ったら会うことができる。そのとき、仕事も何もないA君だったらお母さんが悲しいでしょう、・だから働けるように勉強しなくちゃ」→「じゃボクは学校に行かないで働く」→「日本は学校を卒業しないと働く事ができないのよ、だからみんな勉強するでしょ・・分からない時は、教えてくれる人がたくさん居るから頑張ろう・ホラ、みんな一生懸命勉強してるでしょ・・」

みんな、A君のことを応援してるんだよ・・
みんなで誕生日のお祝いするからね・・特別だよ・・
大きなケーキにロウソクがつけられると、一日違いで生まれたT君(フイリピン)とA君は嬉しそうに満面の笑顔・・・教室のみんなで大きな声で「Happy birthday to you !」

A君の家庭環境を知っているみんなは、A君になんとか頑張って欲しいと思っています。
教室の片隅で行われた誕生会・・・
A君もT君もきっと「あんなこともあったね~」と笑顔で話すイケメンの男の子になるだろうと期待してますが・・(苦笑)

唱ってくれた皆さん・・ありがとう!!
さー・・・彼と向きあって生きる意味を一緒に考えてあげましょうかね~


このブログの「2017年度の取り組み」に、スピーチコンテストと誕生会の様子が掲載されています。

seikoさんのブログに誕生会の様子が書かれています・・seikoさんいつもありがとう

https://ameblo.jp/se2883iko/





[346] 秋田ユネスコスピーチコンテスト

投稿者: 北川 投稿日:2017年11月 8日(水)16時04分16秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用

11月5日(日)13:30~16:30
 第29回 「外国人による 日本語スピーチ・コンテスト」が開催されました。
能代教室から冬美さん(中国・郝冬梅)が参加、優秀賞(秋田市長)に選ばれました。

その報告を嶋田先生がFBに取り上げて下さいました。
学習会の活動を応援して下さる先生だからこそ、書いて頂ける内容だと思います。
いつも背中を押して下さる先生に感謝です。

 http://www.acras.jp/?p=7533




[345] Re: 市民おもしろ塾

投稿者: 坂本明子 投稿日:2017年11月 5日(日)10時04分26秒 p288238-ipngn2001akita.akita.ocn.ne.jp  通報   返信・引用 > No.341[元記事へ]

> ①お月さまってどんなあじ?・・・マイケル グレイニエツ  訳 いずみちほこ
> ②ずーと ずっと だいすきいだよ・・・ハンス ウイルヘルム  訳 久山 太市
> ③さっちゃんのまほうの手・・・・たばた せいいち

早速図書館行ってみますね。
ありがとうございます。

> akikoさんも・写真・ステキですね~・・趣味のレベルではないですよぉ・・職業にしちゃう?

いえいえ、完全に趣味のレベルです(笑)
でもね、ほんとは人物をもっと撮りたいのですが
このご時世ですのでね~

でもね、密かな構想が実はあるんです。

教室の子どもたちの顔と
異文化についての・・・・

あ~これ以上はまた会ったときにでも♪



[344] 小4をどう乗り越える

投稿者: 北川 投稿日:2017年11月 4日(土)10時44分53秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用

https://news.yahoo.co.jp/feature/777


放課後の居場所と心の変化――「小4」をどう乗り越える

子どもが小学4年生になる時期に、共働き家庭は新たな悩みに直面する。学童保育のような放課後に子どもを預けられる場所が減り、あらためて居場所を探さねばならなくなったり、自立し始めた子どもの気持ちが読めなくなったり――。こうした障壁をどう乗り越えればいいのか。実態と、解決法を探った。
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実は・・日本語教室の子供達にも「小4」の壁があります。
日本人の親でも苦労するのですから、異文化の親には解決策など見つかりません。

日本語教室でも模索する日々です・・ボランテイアの皆さんも子どもとの関わりで大変
読んでみて面白いなーと思いました。

同じように大変な思いをしている人たちの参考になればと・・
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「小4の壁」で浮き彫りになる居場所の問題は、子どもの心の変化による問題とも絡み合っている。親は、提供される教育やプログラムの内容など、子どもが充実した時間を送れるかに目がいきがちだ。しかし、「仲のいい友だちや信頼できる大人がいるような、心の休まる居場所となるかどうか」も見逃せないと小栗さんは言う。「小4の問題は、大人の都合と子どもの希望が合致しないことで立ち現れるものなんです」
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最後に書かれていた言葉に、日本語教室の役割が明確に書かれていたような気がしました。
子供達にとって心の休まる居場所・・仲のいい友達が居て、信頼できる大人がたくさんいるんですものね・・



[343] お米で~す

投稿者: 北川 投稿日:2017年11月 4日(土)10時17分46秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用

農繁期はF町日本語教室はお休み、農家のお嫁さん達は忙しい・

稲刈りも終わり冬支度に入る農家・・・・雪が舞い降りてきそうな空・・寒くなりました。
10月末にようやく教室が開催できる。

「先生、新米です、食べて下さい! うちの米は美味しいよ~、ついでに鍋に丁度良い太くて美味しいネギと秋白菜が採れたから、これもね~」
韓国では農業をしたことがなかったSさん、姑や町の人たちに聴きながら覚えた彼女だが今は農業のエキスパートになっている。

「大変だったよ~・・でも、みん親切に教えてくれたから、美味しい野菜を作るためには何が必要か一生懸命勉強したんだ~今は野菜作りにはチョット自信がある」・彼女はキムチも作り、町の物産展で販売している。
Sさんと話していると、農業にも学びと考える力が必要なんだと改めて思う。

とにかく、Sさんの作るものは何でも美味しい・・・キムチは絶品、一度食べるとやみつきになる。
初めて会ったときは読み書きはできず、方言しか話せなかったSさん、
日本語の学びで読み書きができるようになり、自分で商売ができるようになった。

車イッパイに野菜をもらって来る私に、亡母は「昔の先生みたいだね~」と笑ったものだ。
彼も美味しいキムチをお土産に持って帰るので・・ご満悦・

頑張って生きてるお嫁さんはたくさんいる・・日本語指導者は、頑張る人を応援するために存在する。
収穫の秋、紅葉の景色が素晴らしいように、異文化をルーツに持つ彼女達が幸せだと思う秋田であって欲しいと・・・心から願う。

Sさん、美味しいお米をありがとう!!・・御主人にもよろしくね



[342] お弁当

投稿者: 北川 投稿日:2017年11月 4日(土)07時14分23秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用   編集済

夜教室にお弁当を作って行くようになり・・10年になる。
日本語教室にお弁当??・・みんな不思議そうな顔をする
日本語指導だけでも大変なのに、よくそんな時間があるね~、よっぽど暇なんだね~、
子どもに御飯を食べさせるのは親の責任、異文化の親を甘やかせることになるんじゃないの~
賛否両論・

日本語指導がきちんとできないからお弁当で濁してるんじゃないのと、日本語教育の専門化??ならそう思うかもしれませんね(苦笑)

異文化の子供達に日本語指導するのは何のため?
日本に住む異文化の子供達に母語保持を奨励するのは何のため?

日本語指導に関わり、一見、相反する課題にどう向き合ったらいいのか悩んだ。
異文化をルーツに持つ子どもが、学校という苛酷な世界(?!)で生きるためには、日本語指導は必須である。
日本語が話せなければバカと同じ→「その言い方はヒドくない?」とは、子どもの日本語指導に関わっている人なら言わないはず、それほどに義務教育制度の中で外国語が話せることにメリットなどない(英語が母語であろうと義務教育では必要ない)

コミュニケーションツールとしての英語(外国語?)なら歓迎されるが、義務教育に外国語は邪魔??
そう言い切れるほど日本の学校は、異文化の子どもへの対応を知らない(反論できる人がいたら教えて欲しい)

母語保持に異議を唱えているのではない。
母語保持を奨励するなら、日本で生きるために必要な日本語を学べる環境を整えるべきだと思う
生きる基盤が脆弱な人間は、人との関係は作れない・・たとえ親子であろうと・・

日本語話者の日本人家族が亀裂する理由は?
専門家は、自己肯定できず人との関係が上手く築けないから・・と言う

言語教育(日本語支援)は、日本で生きるための基盤である。
自分に自信がない・・その根本原因が日本語にあるとしたら・・悲劇だ
日本語の学びは、自分自身の足で立つために必要なのだと異文化の親にも子供達にも伝えてきた。

「自己肯定できるようになれば母国を振り返る余裕が生まれる・・それまでは日本語をきちんと学ばせて欲しい。学校や仲間から落ちこぼれなければ必ず母国を大切にできるようになる。母語保持はそれからでも遅くない、子どもにとって今何が必要か、分かって欲しい・・」

25年経ち間違っていなかった・・・日本語を話し、母語と母国と向き合う子どもが育っている
高校生になると異文化をルーツに持つことを受け入れて貰えるようになる・・・高校進学率100%を目指したのも、自分のルーツを堂々と話せるのは高校生になってからだと分かったからである。

「日本で生きるなら、日本語を学ぼう!
生きるって簡単ではない、でも、私たちがいる・・・いつも側に居る。
親は必死で生きているけど、文化も習慣も違うから日本の学校の事も生活習慣も貴方たちに教えることはできない。でも、知らないのは当たり前、私たちが貴方の国へ行ったら同じ・・誰かに助けてもらわなくちゃ死んじゃうかもね・・ここには日本語教室がある、日本語を勉強して両親を助けられるようになろうよ・・怒られるときもあるかも知れないけど、日本で生きるならダメなことはダメなの・・それを知って欲しいから怒るんだよ・・日本語を勉強したら学校も面白くなる・・」・・そう言って子供達を育ててきた・・・

子ども食堂を考える人はいるけど・・日本語教室に弁当を届けてくれる人はいないんですよね~(苦笑)
お弁当に苦い思い出を持つ子供は多い
異文化の親は、きれいで彩りの良いお弁当は作れない・・それがイジメや差別につながる・・時もある・・
日本語教室で何を教えたら良いのでしょうかと聞かれる・・・教えることは山ほどあるはずですが・・
弱者に学びは不要?

あくまでも・・お弁当づくりは私個人の趣味・・

火曜日の夜はお弁当屋さんに変身・・
朝、彼のスマホにメール・・・母親と一緒にフイリピンに帰国しているM子から・・
「先生、これから日本へ帰ります。今日の夜日本語教室に行きますから、弁当お願いします!」
これだもんね~・・嫌いなものは残すし、完食することがないのに・・(苦笑)

日本で生きて行かなければならない子供達に、少しでも想い出として残ってくれたら・・いいけど・・


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