地域の国際化

地域で生活する、外国人の方々、子どもたちについて語り合います。 http://noshi-niho.jimdo.com/



カテゴリ:[ 子供/学校/教育 ]


407件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。


[411] 夢を生きる・・

投稿者: 北川 投稿日:2018年 2月17日(土)17時06分33秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用   編集済

国際ソロプチミストアメリカ日本北リジョンから、Nさん(ロシア)に「夢を生きる:女性のための教育・訓練賞」が授与されることになりました。

国際ソロプチミストアメリカを象徴する連盟プログラムであるこの賞には、多数のクラブから候補者の推薦があり、今年度は65クラブから応募があったそうです。
日本北リジョン理事会において厳正な審査の結果、北リジョン賞13名の中に選ばれました。

この賞は「夢を生きる女性のための教育・訓練賞」として日本人女性に贈られてきたものですが、近年は日本で頑張っている異文化をルーツに持つ女性達が増えています。
国際ソロプチミスト能代から、異文化の女性の候補は初めてだが能代で頑張っているNさんを推薦したいと相談を受けたとき、4年に及ぶDV裁判と日本人ではない彼女が子供の親権を獲得するまでの苦労を知っている私は、大学進学や資格取得だけが夢を生きる女性ではない、日本語を学び子供を育て、自立してガンバル母親だって夢に向かって生きている女性だと思っていました。
日本人のDV夫と正々堂々と日本語で裁判に立ち向かう・・日本語の学びをしたからこそ仕事を探すこともできた。学校にも母親として参加できるようになる・・嬉しい相談だと思いました。

やさしい日本語も翻訳支援も人権に関わる場合は通用しません・・・日本語が理解できなければ、人権は守ってもらえません。
NさんのDV裁判でわかったことは、警察も裁判員も弁護士も、学校も職場も医師も行政の窓口も・・ほとんど外国語は話せない・・・特にロシア語は皆無(苦笑)
要するに、人権を守ってくれるはずの人たちは、日本語しかわからない・・それが現実・・

Nさんは結婚で来日した当初、日本語は一言も話せず、もちろん読み書きもできなかった。
基礎日本語を徹底的に指導したことで、ひらがなと少しの漢字の読み書きはできるようになっていた。
4人の子供の母親が裁判に立ち向かい、親権を獲得するために必要だったのは・・言葉だった・・

私は日本語指導者・・「学んだ言葉は生きる力になる」ことを、Nさんと一緒に闘うことで実感した。
なんのために日本語を学ぶべきなのかを明確に提示してくれたのが・・裁判だった

人権が守られない外国人女性の話をよく聞く・・生きる力になる言葉の学びが必要なのに、そこに眼を向ける人はほとんどいない・・
Nさんが受賞できたのは、体系的に日本語を学んできたからこそである。
彼女の受賞を日本語指導者として心から祝福したい。

幸せな時にこそ、きちんと日本語を学ぶべきなんですけどね・・ ワカンナイデショウネ~(苦笑)




[410] 子どもの支援・・大切なこと

投稿者: 北川 投稿日:2018年 2月17日(土)05時59分22秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用   編集済

面白い記事を見つけました。子どもの支援に大切なこと・・
小学館ドラゼミ 作文力

http://sakubun.shopro.co.jp/genius/


作文の書き方
本を読むことの意味
基礎教育の重要性
異文化をルーツに持つ子どもでも、この部分が欠落していたら・・勉強なんてつまらない

成績が伸びない理由を子供の能力のせいにしてしまう教師・指導者
異文化をルーツに持つ子どもは学習障害児ではないのに・・

学校加配の日本語指導者に「私は日本語指導者で学習指導者ではない」という人が居る
それなら、子供の基礎日本語の何が欠落しているか教師に伝えているのかと聞くと、日本語支援者がそこまでしなくてはいけないのかと言う。

学校加配は非常勤講師扱い・・確かに給料はやすい・・
しかし、子供にとっては教師も非常勤講師も指導者であることに変わりはない
子供にとって良い日本語指導者とは、優しいおばさんではない
きちんと教科に結びつく日本語指導ができる人


成績と直結する日本語指導ができる指導者が最適ではあるが、実績と成果を持つ指導者はあまり居ない。
ボランティア任せにし力量のある日本語指導者を養成してこなかった結果である

ボランティアだから教科指導まではできないと言うなら、学校教師と子供との橋渡しになるべきだ・・
教科指導は簡単ではない・・本来は学校教師の役目である。

日本語指導者が生半可な介入をすることで、学校側が子供の指導から手を引いてしまうことがある。
その結果、頭の悪い子、成績の悪い子と呼ばれる(教科指導は本来は教師の仕事のはずなのに、日本語指導者の指導力不足と子供の努力不足、頭の悪さ?になってしまう)

子どもの支援は簡単ではない・・「頭は良くないですがイイ子です」と言っても、それは評価にはならない
日本語指導は子供の人生を左右する・・・

日本語指導者が教師と同等に子供に関われる支援体制を作る必要がある、それは又、力量のある日本語指導者を養成することにも繋がって行く。


なんの体制整備もなされていない日本で、もがきながらも必死で生きている子供達はたくさん居る
どんな境遇であろうと子供達を見捨てるわけには行かない・・だから活動を継続している・・
この町には、たくさんの人たちの優しさと応援がある・・・頑張らなくては・・・

みんな・・ガンバロウネ!!



[409] 春節

投稿者: 北川 投稿日:2018年 2月16日(金)08時30分29秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用   編集済

15日(木)は中国の人たちにとって嬉しい春節(大晦日)・・16日は旧暦の1月1日
木曜教室の日だったのでお汁粉を作って持って行きました。
「中国にもお餅はあるけど・小豆に砂糖を入れて甘く煮てそれにお餅を入れて食べるって美味しいんですか?
中国にも小豆はあるけど甘く煮て食べるのはあんまり・・」
そういえば・・善哉やお汁粉って日本独特の食べ物なんですよね・・特に過疎化する田舎の町にはお汁粉が食べられるお店なんてないんですよね(苦笑)
と言うわけで・・あんこを練ってお砂糖をたくさん入れたお汁粉を食べて貰いました。

NHKのFアナウンサーが、ラジオ深夜便(22日早朝4時放送)のお知らせと今までの取材のお礼に顔を出してくれました・・・「良いところにきましたね、お汁粉を食べて中国の春節を一緒に祝ってあげて下さい」と食べて貰いました。

文化交流は、相手の文化を全て受け入れ、こちらの文化を伝える(押しつける?)と思いがちですが、お嫁さんで来日した定住外国人はそうは簡単にはいきません。
外国人であろうと嫁になったら日本人?!・・郷に入れば郷に従わない嫁は失格、母国の文化を伝えるなどもってのほか・・

人は生まれ育った習慣や文化をそう簡単に捨てられるものではありません。
ヒッソリとコッソリと母国を思い出すしかないお嫁さんにも関わってきました。
嫁が祖国や生まれ故郷を堂々と語る・・日本人でも簡単そうで簡単ではないんですよね
嫁って息苦しい??・・若い子が嫁になりたくない理由の一つ(苦笑)

国際化・多文化共生社会・異文化理解・・・そう思って始めた日本語教室でしたが違っていました。
日本社会をもう一度見つめ直しなさいと教えてもらえる場所でした。

それぞれに故郷がありそれぞれに大切にしたいものがある・・・それをお互いに大切にし、オープンに話し合い一緒に祝ってあげる・・・雑多で無節操に?!何でも受け入れてきた日本なら、それができる・・
そう思える自分が居ます。

春節おめでとう・・日本のお汁粉も美味しいですよ・・・一緒に食べましょうよ!!
そんな緩やかな交流ができたら・・どこの国とも仲良くできるような気がするのですが・・



[408] 学び

投稿者: 北川 投稿日:2018年 2月15日(木)00時20分45秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用

13日(火)は日本語教室の日
台湾から来たイケメン御主人・・ひらがなの宿題をきちんとやって来ました。
一週間で「ひらがな」がほとんど読めるようになっています(驚)
時計の読み方も数字も・・楽しそうに勉強してくれます。

今日は挨拶言葉を・・もちろん読み書きも一緒に指導します。
大人の場合は、読み書きを一緒に指導した方がやる気になるようです。
話せるようになってからでは・・書くのが面倒になるそうです。

「どうも」と「ありがとう」と「ありがとうございます」は何が違うのですか?
「おはよう」と「おはようございます」は何が違いますか?
「おやすみ」と「おやすみなさい」は?

イイですね~ビギナーは、こういう質問を当たり前にします。
「ボランティアの皆さん、説明して下さい。日本語で説明しても意味がわかりませんからね~英語もダメですよ~」→「エー・・どうやって説明したらイイの??」

日本語を教えるのは簡単ではありません。
日本語が話せたら誰でも教えられると思う人はまだまだ多いですが、日本語を体系的に指導するのはボランティアレベルではムリ・・日本語指導は専門的な仕事です。

全国で日本語教室を創る所が多くなりました。
定住外国人にとって拠り所ができるのは嬉しいことです。
でも・・生活者として支援することは、日本人と同じように悩みや問題を持ち込まれることでもあります。
人が生きるって簡単ではありません・・覚悟を決めなくては自滅してしまいます(苦笑)

30年経ちわかったことは・・
やっぱり日本語指導に視点を置いた方が確実に自立できるようになる・・それが定住外国人の本質でした
大変なこともたくさんありますが、確実に人財となる人たちが育ちます(日本語指導は当然)
これから始める人たちも・・頑張って欲しいですね。


今日は、男性諸氏に一日早くバレンタインの義理チョコを配りました(男の子達は大喜び)
奥さんと一緒のイケメン御主人にも大きな声で「義理チョコで~す!」と渡しました。
帰宅したら彼もたくさんチョコを貰っていました・・「いらないのにナー」と言いながら「お返しを考えなくてはなー」と嬉しそう・(苦笑)

雪が降ろうと嵐になろうと・・集まります・・
教室の仲間は家族・・・学んだ日本語を生きる力にしてみんな頑張っています。

彼が頂いた美味しいチョコのおすそ分けを・・
もちろん私も彼に・・義理チョコではなく「いつも有り難う、これからもヨロシク」と・・



[407] 「読める」かどうかが、人生を決める

投稿者: 北川 投稿日:2018年 2月14日(水)18時22分4秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用

現実に子供を支援している人なら・・わかるはずだ・・
色々なことを言っても、生きるために必要なのは「読む力」・
大事なのは「読む」力だ!~4万人の読解力テストで判明した問題を新井紀子・国立情報学研究所教授に聞く

https://news.yahoo.co.jp/byline/egawashoko/20180211-00081509/


「日本人のことでしょう?」って・・新井教授は異文化をルーツに持つ子供達のことも話している

「国際結婚されて、一方が日本語をお話にならない家庭も増えていますし、日系ブラジル人で移住されてきて、お子さんの母語はポルトガル語、という家庭もある。フランスやアメリカなど、よそからやってくる人が多い国では、『やっていれば、そのうち分かるようになるよ』というフワッとしたやり方ではなく、システマティックに国語を教えます。『気持ちを推し量る』国語の授業の半分を、ちゃんと意味が読めるための体系的な指導に移していく必要があると思います」

文科省担当者に読んで欲しいけど・・・体系的な指導は、ズーとズーと思っていた事でした。
本気で子どもの支援に関わってきたからこそ、新井教授の言葉は・・納得できます・・

ゆっくり読んでみて下さい・・・



[406] 更生保護司研修会

投稿者: 北川 投稿日:2018年 2月12日(月)01時33分26秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用

2月9日(金)午後1時半から保護司研修会でした。

N小学校非常勤講師終了後、バタバタと研修会に参加しました。
「更生保護Q&A」をテーマに研修が行われました。

県外国人相談員を拝命しているのですが、相談員としての対応や支援の在り方を学ぶ機会はほとんどありません。いつも思うのですが・・日本人からの相談でも簡単ではないのに、外国人の相談は何の学びもせず外国語ができれば相談員になれる?
相談窓口と言われるところには専門的な学びをした人たちが居るのに、秋田県は外国人相談員や日本語支援員に対する学びや研修は一切行いません。
AIAは時々日本語指導法やダイバーシティの研修会を行いますが、参加者のほとんどがボランティア・・学びに参加する自治体はほとんどいません・・・県関係者も学びに顔を出しません。
日本国中で定住外国人支援や外国人と共に防災を考えようと言っている最中・・・10年後消滅するって言われても仕方がないと・・半分諦めていますが・(苦笑)

保護司を拝命したことで、より現実が見えてきました・・・たくさんの学びをさせていただいています。
保護司の仕事は、日本人のためだけのものではありません
新年の会報に書かれていた言葉を・・
「人間は人間の子として生まれても、人間になれる、とは限らない。狼にもなりうる存在なのです。
 人間の子が人間として人間らしい心を持っていくためには、それにふさわしい環境のなかで生活して、
 はじめて可能になると言えましょう」

異文化をルーツに持つ人たちも一人の人間です。
人財を育てるためには、それにふさわしい環境が必要だと言うことですね・・



[405] 節分

投稿者: 北川 投稿日:2018年 2月11日(日)09時46分34秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用

6日(火)は一足遅い豆まきをしました。
お正月が終わり最初の行事が節分、日本人でも小学校で行われるくらいで一般家庭ではほとんどしなくなりましたが、雪に閉ざされる北国は、節分に特別な思いがあります。

立春・・早く春が来て欲しい・・ズーットズーット我慢してきたんですもの・・鬼に思いっきり豆を投げつけ、冬と邪気を追い払ってしまおう

「節分やらないの?」と聞いてた子供達は本気?!で鬼を追い出そうと頑張ります(鬼の役目ご苦労様です)
子供達の笑顔と笑い声で教室は熱気ムンムン・・どこに住んでいても子供達が笑顔で暮らせる町であって欲しいですね。

seikoさんが今年始めて教室に顔を出してくれました・・ずっと天候が悪く運転がムリ・・・
seikoさんがブログに載せてくれました・読んでみて下さい
ことしも宜しくお願いします

https://ameblo.jp/se2883iko/image-12351676874-14128788113.html



[404] O町教室

投稿者: 北川 投稿日:2018年 2月11日(日)08時12分40秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用   編集済

10日(土)はO町日本語教室の日・・春節も近いので「みんなで餃子を作って食べよう」と文化交流の日になりました。

寒波も豪雪もチョット一休みのような天気にホッと一息・・・・雪が降らないし寒くないのはイイね~
受講生達はそれぞれに手作り料理を持参・・・美味しい餃子とお菓子をみんなで作りました。

料理づくりがスキだというAITのR氏(アメリカ)は、楽しそうに作っています。
秋田の小正月行事を見に来たという東京在住のマレーシアの友達と一緒に参加したALTのSさん(カナダ)は、マレーシアのお茶を差し入れてくれました。
「先生、下手だね~」お菓子づくりに四苦八苦する私を見て6年生のK君(台湾)に笑われてしまいました
偶然にも彼の誕生日は10日、私の誕生日は8日・・先生も一緒に誕生日をしましょうと、ケーキとプレゼントを持って来てくれました。
私とk君の年の差は??
そんなことは気にしないでとみんなでケーキも・・お腹がいっぱいになりました(苦笑)

K君からの報告・・「日本語能力試験N3に合格しました」・
母親の結婚で来日、母親と一緒に日本語教室に来たのは3年前、第一印象は頭はイイが生意気な男の子、
そんな彼を屈服させるのには尊敬される日本語指導者になる必要がありました(苦笑)

この先生に付いて行ったら日本語を覚える・・子供の支援に必要なのは子供からの信頼です。
教科を支援しながら日本語指導に結びつけるのにはテクニックが必要ですが、日本語教授法を学んでいる人ならできます(外国語が話せたら日本語を教えられると思う人にはできません)
そして同時に、学びの成果を子供自身が知る必要があります。

日本語能力試験は留学生や大学生のものだと思う指導者が多いですが、小学生にも応用できます。
小学卒業の教科に必要なのは日本語能力試験N3レベルの日本語能力です。
中学校卒業までにN2レベル・・その力があると高校に入っても教科が理解できるようになります。

K君に能力試験を進めたのは、彼自身の今の日本語能力を知って貰う必要があると思ったからです。
日本語のできるできないを日本語指導者が判断するのは間違っています。
子供が覚えられなのか、指導の仕方が悪いのか・・日本語能力試験の結果は、子供のためであり日本語指導者の力量を計る基準にもなります。

N3に合格し中学校に進むK君・・「これからもビシビシやるからね」と言うと、「ハイわかっています」と笑顔で答えてくれました。

日本語教室がなんのために必要なのか・・受講生達が答えを教えてくれます。



[403] 算数って面白い・・

投稿者: 北川 投稿日:2018年 2月11日(日)01時42分9秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用

小学2年のM子はフイリピンのお母さんと日本人のお父さんの間に生まれた日本国籍の女の子
おしゃまで口が達者なM子が小学校へ入り、学習障害児と呼ばれるようになった。

東京に出稼ぎに行っている日本人の父親は年に2回しか帰省しない。
母親の連れ子で来日した姉は中学生(フィリピン国籍)、日本人のと間に生まれたM子は日本人、高齢の義母と同じ敷地内に住むが日本語がほとんど話せない母親は友人も仲間もフィリピンの人たちだけ・・日本国籍を持ち日本人の父親との間に生まれたM子だが、M子の言語環境は日本語と言えるだろうか。

大人に混じって口が達者なM子なのだから「ひらがなの読み書き」は学校へ入ってから覚えれば良いと高齢の日本人の義母もフィリピンの母親も簡単に考えていたが、昨年入学した時クラスのほとんどの子供はひらがなの読み書きができていた。

おしゃべり好きなのですぐ友達ができ先生とも仲良しになったけど・・クラスでたった一人、読めない、書けない、意味が分からない・・先生の話しが上手く理解できない。
学校からのお知らせの返事が滞る、忘れものが多い等々・・担任は困ってしまい、日本語指導者にSOSを出した。

M子は専門書に書かれているデイスクレシアと同じだった・「字の読み書き学習に著しい困難を抱える障害である。難読症、識字障害、(特異的)読字障害、読み書き障害とも訳される」
「デスクレシアは治りませんよ、特別支援学級に入れた方が本人のためになるのでは・」と専門家は言った

しかし、30年日本語支援に関わり学習障害と言われた子どもと関わってきたが、本当の障害児は一人も居なかった。
ゆっくりだが確実に学びを取り戻して行く子供達・・その結果、ほとんどの教師が「あの子が本当に高校に入れたんですか?」と驚く・・・

ダメな子なんて居ないのに学習障害児と名前を付けられ弾かれてしまう子供達・・・
子供をダメにするかどうかは、教師の裁量と日本語指導者の力量が大きく左右する。

1年前のM子はデスクレシアと言われても仕方がなかったのかもしれないが、ゆっくりだが読み書きができるようになり、文章を読む力も出てきた。
学びに必要性を見いだせない母親は相変わらず日本語は下手だが、M子は勉強に意欲を見せるようになってきた。

子どもの支援は多種多様・・子供一人一人に違う課題がある
デスクレシアではなかったM子だが(苦笑)算数が苦手、どうしたら算数を面白いと思わせることができるかが、私の課題・・・

担任と相談し、国語と算数を時々取り出し指導をすることで、基礎日本語の欠落部分が明確になっていく・・
2年生の算数は基礎日本語力が試される文章問題が多いので、フエルトボールを使って数を視覚化する方法を試してみた。
「面白い~・・アー分かった・・なんだーそういうことか~」と、式にたどり着いていく
「昨日の算数のテスト80点だったよ!」嬉しそうに報告してくれた・

残りの20点は、何が分からなかったのかなーと、問題文を読ませる。
数の視覚化をここでも実践・・・「算数って面白いね!」・・M子は言った。

ディスクレア騒動?!から一年経ち、算数が面白いと言いだしたM子
まだ理解に時間はかかるかもしれないけど、分かるまで指導するのが私の仕事・・

勉強が分かるって面白いでしょ・・・もっとガンバロウネ!



[402] 誕生日

投稿者: 北川 投稿日:2018年 2月10日(土)04時36分15秒 shirakami203192116003.itakita.net  通報   返信・引用

2月8日は私の誕生日・・運悪く?!木曜教室の日に当たってしまいました
サプライズ好きの私ですが、自分の誕生日は知らんぷりしようと決めていました(子供のいない私たち)
でも、外国から来た人たちは誕生日が大好き・・「誕生日はいつですか?」と聴かれるたびに「イヤーもう終わったから・・」と言い続けていたのですが・・

木曜教室の後、「先生、誕生日おめでとう!みんなで食事に行きましょう」と、お昼を食べに行きました。
Nさんからは大きな花籠をもらいました・・メッセージカードには、子供達に教えて貰い何度も何度も書き直したという漢字混じりの嬉しい言葉が綴られていました。こんな風にメッセージカードが書けるようになったんだと改めて感慨深いものがありました。
「元気で長生きして下さい」って書こうと思ったら、小学5年生の長男が「それは変だよ」と言うので「お体を大切にして下さい」って書きました・と、裏話を教えてくれました。

「元気で長生きして下さい」か~・・・30年の歳月を改めて感じてしまいます
ボランテイアの人たちが「動けなくなったら家に迎えに行くので任せて下さい」と言ってくれましたが、この活動を継続してきたからこそ、齢を重ねるという言葉の重みが理解できるのかもしれません。

先週突然の病気で駆けつけた弟から告白されました・・癌を宣告されたとのことです。

母の介護を30年、家で最期を看取った私は・・多くの人の死を見てきました。
人の死は特別のことではなく生きてきたことの結果・・そう思える自分が居ます。

弟には娘がいます・・中学生の時病気で母親を亡くし、父親の仕事を手伝いながら生きてきました。
今回、たった一人の肉親である父親が癌の宣告を受けました・・唇を噛みしめながら父親の話を聴く娘の姿を見ながら、言葉にならない怒りがこみ上げてきました。

「大丈夫、おばちゃんがついてる・・いつだって貴女の側には私が居る。お父さんが覚悟を決めて残りの時間を生きると言っているのだから手伝ってあげて欲しい・・疲れたらいつでも休みに来なさい。貴女の帰る家は能代にあるからね」

「ウンウン」と頷きながら、真っ直ぐ前を向いて言いました
「私はお父さんを手伝ってガンバルから、お父さんも病気と闘って欲しい」と・・

介護の大変さも辛さも誰よりも知っている私だから、・・やさしい言葉をかけられない・・
でも、貴女が戻って来る場所はここにあるからね・・頑張ってお父さんのことお願いね・・

今年の誕生日は・・一生忘れられない誕生日になると思う・・
生きるって辛いことが多い・・幸せの重さは手から滑り落ちて始めて分かる・・
生きているだけで幸せ・・・それが分かる人があまりにも少ない・・

多くの人たちの死が私にそれを教えてくれた・・だから私は、その人達の分も長く生きなければならない
誕生日は、私の生き方を問い直す日・・


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